幸せになる唯一の方法
自己啓発や心理学など様々な本を読んでいると、結局は同じようなことを言っているなって感じている今日この頃。
仕事だったり恋愛だったり様々な成功本の本質は一緒です。
ということはどういうことか?
それらを身につければ何にでも応用が効くということです。
つまりこの世を複雑にしているのはあなたの思考(顕在意識)であって、世の中自体はシンプルです。
そりゃあ1日6万回も思考していたら複雑にもなりますよね。
「There is one single and essential point of view which helps as to overcome all these difficulties; it is the view-point of the development of the social feeling.」
これはアドラーさんが言っていた言葉です。
つまりどういうことか。
「すべての困難に打ち勝つための助けとなる本質的な視点が存在する。それは共同体感覚を発展させる視点だ。」
ということです。これが幸せになる唯一の方法です。
簡単に言うと、共同体感覚を発展させる視点を持てば困難なんてないよって言っています。
共同体感覚とは周囲の人は私の援助をしてくれる、私は周囲の人に貢献できる、(その結果)私は共同体に居場所があるの3つから構成されています。
この感覚を養わないといけません。私たちは必ずどこかに所属して生きてきました。会社、学校、家族などです。
私たちは居場所がないと感じるとお酒に頼ったりタバコに手を出したりします。
ゆくゆくは犯罪行為に手を出すかもしれません。
それは社会での居場所を得るための挽回行動です。
もう一度言います。アドラーさんは共同体に居場所を持ちなさいと言いました。
居場所を得るにはどうするか、それは周囲の人に貢献できたり助けてもらったりすることで居場所に入ることができます。
周囲が助けてくれる場合は、もうそれだけで居場所を得ていると感じるかもしれません。しかし、こちらからも貢献しないといづれはその援助もなくなるでしょう。
周囲の援助がない場合はどうするか?自分から与えてください。見返りは求めてはいけません。そのような状況に陥る場合、見返りがないのに与えられないという思考になっていると思います。
そうなるとさらに負のスパイラルにはまっていきます。
これは世の中の普遍的な法則です。
まず、自分から与えてください。感謝してみてください。
周囲はあなたの内面をそのまま示しています。
周囲が変わったなと思ったら、あなたが人間的に成長している証です。
ひたむきに少しずつ思考を変えていきましょう。