褒める上司、怒る上司
今はもう12月。今年も終わろうとしています。
会社に勤めている人はそろそろ昇進の話とかがあるんじゃないでしょうか?
まだ少しはやいですかね。
今日は部下への接し方について書こうと思います。
なにもこれは正社員の方だけでなくアルバイトの人にも役に立つスキルです。
新人さんなどに教える場面とかも多くなってくると思います。
難しい言い方をするとマネジメントとかいいますが、要するにどうやって部下を成長させるかということですね。
結論から言うと褒めることです。上司から褒められて嫌な気持ちになる人はいません。
だいたいの人は教える立場にいくと「あれをやれ、これをやれ」といったり、できなかったら叱ったりすると思います。
これをしてしまうとほぼ嫌われます笑
よく「叱って反骨芯を」とかいっている人がいますが、これは完全に間違っています。
それはなぜか?
人間の行動の原理を考えてみるとよくわかります。つまりなぜ人間は行動するのかということですね。
- 恐怖や苦しみなどから逃れるため
- 快楽を得るため
大きく分類すると以上の二つになります。これが根底にあります。
私たちは食べるために労働をしています。医療の発展のために研究をします。など様々ありますが、これは死の恐怖から逃れるために行っていることです。
仕事をしていて褒められると、もっとやってやろうとモチベーションがあがりますね。
これは快楽を得るためもっと行動しようって思いますよね。
怒られると恐怖やストレスによりその職場から逃げていきます。
これではなく、部下を褒めておだてて調子に乗ってもらう。これが重要です。パフォーマンスを上げさせるのです。
あなたが部下を褒めて、部下が調子に乗ります。
そうするとあなたはどんな気持ちになるでしょうか?
「あいつ調子乗ってんなー」って少しイライラしませんか?
そんなあなたは要注意です。
部下が仕事をできるようになって自分より評価されるって顕在意識が判断していますよね?損得感情でものを見てしまうと潜在意識は働きません。もっと心を広く持ちましょう。
大丈夫!純粋に部下の成長を祝ってあげましょう。
あなたの上司はしっかり見ています。あなたが部下を育てて成長させているところを。
物事はまず人に与えてから。
部下をしっかり褒めて、成長させて、評価すれば自分も自ずとそれに見合う評価がかえってきますから。それはどこからくるかわかりませんが、例えば成長した部下がプロジェクトを成功させたり、仕事をとってきたりなど。または自分の考えている範囲の外からくる場合もあります。
宇宙の法則に例外はありません。まず自分から相手に与える。そしたらそれに見合うことが絶対返ってきます。
部下への指導という具体例からみた潜在意識の活用でした。